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2009/11/20

ドキュメンタリー頭脳警察

8日と9日の2日かけて、合計5時間15分という、とんでもないドキュメンタリー映画(3部作)を観てきました~

なんと言っても頭脳警察は70年代の反体制バンドの象徴なので、そういう映像が盛りだくさんなのかと予想してたのですが、そうでもありませんでした…むしろ、現在のライブ映像がたっぷりイキイキと堪能できて、音楽映画として大満足!
あまりにも長時間なので行く前は引きぎみでしたが、頭脳警察というバンドの「今」に興味のある人は、観に行って正解だと思います。
PANTAの声ってやっぱり魅力的だし、実は今までトシにはほとんど注目してなかったんですが、気負わず自分のスタイルをしっかり持ち続けてるところが、かっこいいな~…と今回私の中でポイントがだいぶ上がりました♪

8日は、6時半の回の後にイベントがあって、この映画を製作した瀬々監督と、もう一人足立正生という映画監督さんのトークだったんですが、足立さんが「僕はゲリラから映画の世界に戻って」とか、「もし70年代にPANTAに出会っていたら、一本釣りで彼をパレスチナに送っていたかも」とか、ニコヤカに色々と気になることを言うので、家に帰って調べてみたら、す、すごい経歴の方でした(汗)…

PANTAはずっとパレスチナ問題などに拘りを持ち続けている人で、「クリスタルナハト」ではナチスによるユダヤ人の大虐殺をテーマに一枚のアルバムを作り上げるという、他の日本のミュージシャンはまずしないことをやってのけています。
最近では、東京拘置所に収監されている日本赤軍の重信房子さんの裁判を傍聴したり、文通で交流を深めて彼女の詩に曲をつけて発表したりもしてます。
どんな「思想」を背景にそういう行動に出たのかは、直接話をしたわけではないし、詳しくわからないのですが、「もしかしたら、自分もパレスチナに行っていたかもしれないし、今頃刑務所にいたのは自分かもしれない」という、自分の身に引き寄せて考えて感じようとするPANTAの誠実さと優しさは、映画を通して伝わってきたように思いました。

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